Wi-Fiも使えるMANOMAの魅力を30日間徹底分析しました!
ネットの豆知識

2019年3月のサービスが開始されてから話題になっている「MANOMA(マノマ)」ですが、通信業界大手のSONY(ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)が提供してるサービスということもあって気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、MANOMAの魅力を徹底的に調べてみましたのでご紹介していきたいと思います!
MANOMAの基本情報
まずMANOMAってそもそも何なの?という方も多いと思います。
簡単に言えば、玄関のオートロック機能などのスマートホームが搭載された置き型のwifiサービスです。
スマートロックプラン(D)で契約することにより、自宅の玄関をオートロックにすることが出来、なおかつ自宅でwifiも一緒に使えてしまう、といったとても現代的なサービスなのです。
そしてなんと、AmazonのAlexa(スマートスピーカー)も搭載されているのです。
そのためMANOMAは最近話題になっているスマートホームを導入するにあたって非常におすすめなサービスとなっています。
スマートホームとは
「スマートホーム」というものをご存じない方に、簡単に解説いたします。
スマートホームとは、「IT家電やAIなどの技術を駆使することでスマホや音声で自宅の状態をコントロールすること」です。
スマート家電リモコンに「電気を消して」と話しかけるだけで電気を消すことが出来たり、スマホから自宅の鍵を解錠することが出来るようになります。CMで見たことのある、「今日の天気は?」とか「○○の曲を流して」とかが出来ちゃうんです。
自宅のスマートホーム化がトレンドになってきているので、早いうちにスマートホームに触れておきたいですね!
自宅をオートロックに出来る

MANOMAのサービスで魅力的なのが、「自宅の玄関をオートロックに出来る」「スマホそのものを鍵に出来る」ことです。
「Qrio Lock」という機器を玄関の鍵の所に付けるだけで、自宅玄関を簡単にオートロックにすることが出来るので、「鍵を閉め忘れた!」といったことがなくなります。
またスマホに専用のアプリをダウンロードすることによって、スマホそのものを鍵にすることが出来るので、ドアに近づくだけで鍵を開けることが出来ますし、アプリを使って遠隔操作で鍵の開け閉めをすることも出来ます。
そして、外出時に解施錠があった場合にスマホにリアルタイムでお知らせが来る機能もあるので、オートロックの無いアパートに住んでいる方や、一戸建てに住んでいる方にとっては防犯上とても便利な機能だと思います。
また、通常は合鍵を作ろうと思うと鍵屋さんで合鍵を作ってもらう必要があって、鍵の種類によっては値段が高くついたり時間がかかったりしますよね。
でもMANOMAのQrio Lockを使っていれば、なんとアプリのマイページから簡単に合鍵の追加・削除・シェアが出来ちゃうのです。
なので、恋人に合鍵を渡す時や、急に家族や友達が遊びに来る時などに、簡単に合鍵をシェアすることが出来て、必要無くなったらアプリのマイページで削除、といった感じで手軽に合鍵を共有することが出来ます。
Amazon Alexaが使える

MANOMAにはAmazon Alexaが搭載されているので、Alexaを使って家電の操作などが出来るようになります。
Alexa対応家電であれば、Alexaアプリにデバイスを登録することで、音声で入力された信号が直接家電に届いて操作が可能になります。
Alexa非対応の家電の場合でも、スマート家電リモコン(別売り:税込7,678円)を介することで、赤外線リモコンが対応している家電であればAlexaで音声操作が可能です。
なので、CMでもやっているような、「アレクサ、電気をつけて」とか、「アレクサ、テレビ消して」と話すだけで家電の操作が出来るようになります。
もちろん、「アレクサ、戸締りを確認して」と言えば鍵の施錠確認もしてくれますよ。
アプリで使い方を教えてくれる
新しい家電を買って使い始めてみたけど、使い方がよくわからない!といったことありませんか?
そんな時MANOMAはアプリのマイページで使い方を確認することが出来ます。
例えばスマート家電リモコンの操作方法を知りたい場合は、アプリで使い方も確認出来るうえ、自宅の住所が登録されていなかったら登録方法を案内してくれたり、帰宅時にエアコン操作を提案するレシピを設定してくれたり、アプリからエアコン操作を実演してくれたりしてくれます。
Alexaについて知りたい場合は、Alexaの音声操作を実演してくれたり、「通常モード」と「警戒モード」についての説明を確認することも出来ます。
アプリの使い方そのものがわからなくても、アプリでアプリの使い方がわかるので、最新機器がちょっと苦手・・・といった方でもとても使いやすくなっています。
Wi-Fiが使える

そして、なんといっても自宅でWi-Fiが使えるのも魅力ですね。
通常はWi-Fiを使う場合であれば、なにか光回線やWi-Fiサービスの契約をしないといけませんが、MANOMAには「nuroモバイルHome Wi-Fi(M)」というサービスが付いているので、一緒にWi-Fiを使うことが出来ます。
付属の「AIホームゲートウェイ」に専用のSIMカードを挿入し、コンセントに繋ぐだけでWi-Fiが使えるようになります。
気になる速度制限については、月間のデータ容量は無制限となっていますが、3日間の合計データ通信量が10GBを超えると速度制限がかかります。速度制限がかかった場合は、翌深夜~朝方に順次解除されます。
なので、「頻繁に動画を観る」「仕事でファイルの送受信を多く行う」「家族で使用する」といった場合には不向きと思われます。1人、もしくは2人暮らしでそこまでネットを使わない場合であれば、そんなに気にするほどではないのかな、と思います。
Wi-Fiの速度が遅い?
「nuroモバイルHome Wi-Fi(M)」の通信速度は、下り最大370Mbpsとなっています。
MVNOと呼ばれる携帯電話などの無線通信インフラをNTTドコモから借り受けて利用する形をとっているため、いわゆる「格安SIM」となります。そのため、通信速度に関しては正直なところ「高速」とは言えません。
口コミを見てみると、下り20Mbps出ているといったものや、1Mbpsも出ていないといった様々な口コミが見られます。光回線などもそうですが、利用する地域や環境によっては通信速度は異なります。
通常画質で動画を見るには5Mbpsあれば十分と言われていますので、一概に遅いとは言い切れませんが、やはり光回線に比べれば速度が遅くなることが考えられますので、「光回線から乗り換える」「オンラインゲームで使う」といったことはおまりおすすめは出来ません。
「クーリングオフ出来るからとりあえず試しに」と考える方もいますが、MANOMAのクーリングオフ期間は、「契約書面受領日を含めて8日以内」となります。ただし、契約書面と端末は一緒に届きません。契約書面が先に届き、端末はそのあとに発送されますので、場合によってはクーリングオフ期間ギリギリに届くか、過ぎてから届く可能性もあるので注意が必要です。
もし、使ってみたけど速度が遅い!でもクーリングオフが出来ない!といった場合は、解約金のキャッシュバックがある回線に乗り換えることを検討してみましょう。
SoftBank Air、SoftBank光であれば解約金のキャッシュバックもあるので、こちらがおすすめです。
https://web-hikari.net/lp_h/air.html
https://web-hikari.net/lp_h/hikari.html
まとめ
今回分析をしてみた結果、スマートホームをメインとして使うのであればとても魅力的なサービスで、wifiをメインとして使うのであれば速度面で不安なところが多い、といった印象を持ちました。
なので、
- 一人暮らしで、オートロックにしたい+一緒にwifiが使いたい
- ネット環境は既にあるけど、スマートホームをメインとして使いたい
といった場合には、おすすめできるサービスです。
この機会にスマートホームデビューしてみてはいかがですか?
最大:30,000円